STORY

物語

時を編み、風土を醸す。

物語

富山湾の懐に抱かれた港町、岩瀬。江戸から明治にかけて、北前船の寄港地として栄えた町です。旧北国街道沿いには廻船問屋の屋敷が今も残り、その富がこの町に文化を根づかせました。

『IWASE STaY』が舞台とするのは、この町に長く在った、歴史を刻んだ古いコンクリートの建物です。私たちはこのリノベーションにおいて、分かりやすい「和風」の装飾を避けました。現代的なコンクリート空間の中に、比喩(メタファー)として日本的な感覚を落とし込む。それが、この宿のかたちです。

私たちワプラスの根底にあるのは、「誰かのしあわせを、一番近くで喜びたい」という願い。閉ざされた扉を、地域の未来への窓にする。この宿は、その最初の一歩です。

ステイを象徴する3つのキーワード

STaY

  • S Simple life 素朴な暮らし
  • Ta Tasting 堪能する
  • Y Yet to be told まだ語られていない

“Japan” as a Metaphor

かたちを真似るのではなく、感覚を翻訳する。日本建築が積み上げてきた8つの知恵を、現代のコンクリート空間に置き換えました。

  • ENGAWA

    境界の感覚

    靴を脱ぎ、一段上がる。その所作によってスッと視線と気持ちが切り替わる、日本独自の「境界」の文化。

  • KOSHIBARI

    空間の重心

    腰の高さに和紙を貼る。機能性と同時に空間の重心を下げ、落ち着きをもたらす。

  • ANDON

    落ち着きのあかり

    行燈のように足元を照らす、重心の低い落ち着いたあかりでリラックスする。

  • SHOJI

    光と景色の透過

    直射日光を和らげつつ明るさを取り込み、窓の外の景色を美しいシルエットとして切り取る。

  • FUSUMA E

    空間の中のアート

    額に囲われた絵を鑑賞するのではなく、空間の一部としてのアート。

  • TSUKIMIDAI

    風景の中で風景をみる

    せり出した台から、風景の中で風景を楽しむ。

  • MAJIKIRI

    空間を切り替える

    襖や障子を開閉することで、部屋の広さや機能を変化させる。

  • CHASHITSU

    親密さと集中

    にじり口をくぐった先の、小さく親密な空間。